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いまこのエンジニアが不足・枯渇・熱望されています!!(壱)

エンジニアがいないエンジニアがいないと呪文のように繰り替えしているIT業界。

私たちもここで色々言ってきました。

この中で特に熱望されているのはどのようなエンジニアでしょうか?

あくまでSESからの視点となりますので御注意を。

 

ここで注目したいのは

① SAPエンジニア

② Python エンジニア

③ ブロックチェーンエンジニア

華々しいメンバーです。単価高いです。検索エンジンで調べても「不足」「枯渇」という言葉が躍っています。1件1件見てみましょうか。

 

まず今日は第一弾です。

① SAPエンジニア

 

まずトップバッターはSAPエンジニアです。SAPコンサルタントや開発言語のABAPエンジニアが思いうかびますね。

これは深刻です。案件はありますが、フリーな方は本当に希少価値なようです。

 

何が起こっているのでしょう?

 

これは重要な問題があります。SAPの2025年問題です。何と現在日本で2000社導入している

「SAP ERP」の保守サポートが2025年に終了するのです。SAPは「R/3」で親しまれてきた1992年以来ずっと後継の「ERP」を含めてERP製品のトップランナーでしたが、後継の「SAP S/4HANA」が4年前に発表されて今回変動が起きているのです。

 

何故でしょうか。

 

いままでの「R/3」から「ERP」までと「SAP S/4HANA」がかなり異なり、いままでのバージョンアップとは違ってきているのです。例えば「ERP」まではマルチプラットフォームで、有名どころのOS、DB上で動いていました。ところが「S/4HANA」でそれが変わります。AWSなどで動くパブリッククラウド版、SAPのクラウドやパートナーのクラウドで動く、マネージドクラウド版、専用アプライアンスで動くオンプレミス版しかなく、しかもDBは1種類「SAP HANA」のみです。

またSAPのシステム構築に関しては色々日本独自だと言われたことがありました。要するにSAPのシステムは標準化されているので業務をシステムに合わせるという哲学があります。

ただ、日本では業務に合わせてシステムを色々カスタマイズ、開発する割合が高いということです(現在の開発言語はABAPです)。SAPのシステムではそれについて色々言われてきましたが、ここでは立ち入りません。

日本ではSAPシステムの開発量が類のないくらい大きいということです。

 

「SAP ERP」ユーザからすれば2025年までに様々な選択肢があります。

①「S/4HANA」へ移行する場合、②「S/4HANA」に作り直した場合、③SAP以外の別システムにつくり変える ④放置  です。

 

何しろ基幹システムで、しかも先述の通り、とんでもない作り込みしているのです。動かないでは済みません。

一番手間いらず?と思われる①の移行でも大変な手間がかかります。実際「ERP」と「S/4HANA」はプラットフォーム以外でも機能継承した別製品ともいわれていて、移行自体がかなりの工数がかかります。
しかも、単なる移行ではすぐれものと評判の「S/4HANA」の特性を活かせていません。ではそれを活かした設計をとなると・・・SAPコンサルタントさん大変です。

 

②の「S/4HANA」を一から作りなおすと美しいですが、これは更に更に大変な手間です。勿論これが一番・・・・SAPエンジニアさん大変です。

 

③の他システムに変えるにしても、今までどのようなことをやっているのか調べて一から作り直さなければいけません。しかもERPにせよ自前システムにせよ、稼働の保証はどこにもありません。この移行のためにもSAPエンジニアさんが必要です。・・・SAPエンジニアさん大変です。勿論ユーザ企業さん、ベンダーさん大変です。

 

④の放置、サポート切れても使い続けるということもありますが、さすがに基幹システムで

サポート無しは厳しいでしょう。SAPがリソース減らす可能性もありますので、おそろしくてできないのではないでしょうか。

 

さてさてこれらをSAPのユーザ企業がやっているのですね。SAPエンジニアがいなくなるわけです。

しかもしかも「S/4HANA」は優れものなので、他ERPからの移行組もあるようですよ。これは2025年問題とは関係ありませんが。

 

しかもSAPエンジニアは育成にお金がかかります。SAPコンサルタントは育成コースがかなりの費用がかかります。実務で経験を積んで受験という手もありますが、それをできるところは限られています。

いずれにせよ独学だと難しいですね。しかもSAP育成やっているところは限られています(お金がかかりますから)。ABAPにしても汎用の言語ではないので、習得の機会は少ないこと

になります。

 

以上2025年問題を中心に緊急に大きな需要があり。しかもエンジニア育成が限られたルートしか無いということです。

わかりましたね、これはいない訳ですよ。

さて皆さん2025年までに一念発起ということもありますね。といっても方法は限られているので、明日からできるというところでもないでしょうが。
2025年以降はやはり皆さんがどう考えるかということになるでしょう。一つのベンダーに対してロックオンするのはリスクが高いというのは確かですが、実は言語・技術の流行りすたりは有力ベンダーより短いことが多いです。

有力ベンダーは技術の流行を超えて生きていく場合がありますからね。

 

次は前にも取り上げた大人気のPython です。

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