今回は、恐ろしい話題です。
このデータをご覧ください。
総務省『就業構造基本調査』2017より
http://tmaita77.blogspot.com/2018/07/2017.html
結論として女性の中でITエンジニアの生涯未婚率は2位なのです。1位は美術家・デザイナーなど納得の数字でしょうか。男女差が激しい職業が多いのですよね。
ITエンジニアは女性がかなり高いですが、男性は平均より若干高い程度です。
世の中に言われているほどではないのです。実は男性エンジニアの場合、比較的高い年齢で多く結婚されます。
女性ITエンジニアが相手を見つけにくいとは確かによくいわれます。そういう言説が満ち溢れています。ほかの職業に比べてハードだから納期間近になると季節感がなくなるなど・・・・
でも、他の業種と比べてと比べて、それほど労働時間に差があるのでしょうか?
これは2017年の「賃金構造基本統計調査」厚生労働省。話題です。
実はこれを見てみると意外とITエンジニアは労働時間は少なくないですが、突出とはいえないのです。この一覧表はランダムにならんでいますが、労働時間は残業含めてSE、プログラマーともに下位です。歯科技工士さんが激務ですよね。これは知る人ぞ知る事実なのですが、納得の数値です。
要するに昔と比べると、それほどではないのです。やはりリミット近くなると、厳しくなるのですが、全体的にそれだけが原因とはいえなそうですね。
何が原因なのでしょうか?
女性が男性と比較して高い場合は、一つの要因として女性が結婚を機に辞めてしまう場合が大きい職業であることを考慮する必要があります。特に男性と女性の数値を比較したとき、女性が圧倒的に高い場合です。相手が見つけにくい職場だと決めつけることはできません。
女性は結婚すると残念ですが、家庭を見ることを第一義とするように考えられがちです。
そうなるとITエンジニアの職場が結婚をして続けていきにくいことがあるとも考えられます。
女性エンジニアさんにはだからと言っていろいろ躊躇されないで欲しいところもありますが、やはり周りは環境的に気を付けないといけないですね。
たしかに長いこと男性が多い職場だったため、他の業種と比べて、揃っていないことがあるでしょう。
例えば産休、育休など制度的にない、またはあってもとりにくいということがあるかもしれません。
実際、聞いたことがあります。制度的には揃ってきてはいるけれども、中々産休、育休とりにくい。なら、結婚を機に辞めようかと。
またブランクがあるとどうしても技術的なキャッチアップができなくなりそうという声も聞きます。
でもそれはエンジニアだけの問題ではありません。
結婚は個人の問題ですから多いからいいとかいうわけではありません。
ただ、環境要因で能力、やる気もある女性エンジニアが辞めるのはもったいない、いま日本のIT業界にはそのようなもったいないことを放置する余裕はないはずです。
@typeさんにこのような記事がありました。
https://type.jp/et/feature/2888
男性のキャリアの悩みは当然ありますが、女性のキャリアの悩みも当然あります。
女性上司がいると心強いですね。勿論男性上司も努力する必要があります。
これは社会全体の問題です。いままで通りで済みそうもありませんから。
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